黒湯温泉とは
東京の湾岸部・大田区や品川区に多い『黒湯』と呼ばれる温泉。
黒湯は、メタケイ酸や炭酸水素塩類(重曹)などを含む温泉で、大昔の海水を由来とする「化石水」であると言われています。
黒湯の源泉は25度以下で、いわゆる冷鉱泉と言われるもの。大田区の銭湯や温泉施設ではこれを加温し、提供しています。(源泉のままの冷たい温泉を水風呂として楽しめるところもあります)
特に大田区は23区の中でも最も銭湯数が多く、古くから銭湯で黒湯が利用されているので、460円の銭湯料金で温泉が楽しめるスポットがたくさんあるというわけ。
黒湯と言っても濃さは様々で、コーヒーのように真っ黒なところもあれば、お茶のような淡褐色のところも。
蒲田黒湯温泉ガイドでは、蒲田地区で温泉と認定されている淡褐色や黒褐色の「黒湯(くろゆ)」を提供している施設をまとめました。