蒲田で日帰り黒湯温泉を楽しむ旅。
今回は、JR蒲田駅西口から近い『SPA&HOTEL 和(なごみ)』へ行ってきた。ここはいわゆるスーパー銭湯にホテルも付いた、蒲田で唯一の【宿泊できる黒湯温泉】である。
日帰りで行ったのだが、温泉もすごくしっかりとしており、宿泊利用もしてみたい!と思わされた。
今回は平日レギュラー5時間利用(1人2300円)で温泉と食事を楽しんできたので、ご紹介しよう。
源泉かけ流しの黒湯温泉と黒湯水風呂が最高!
エレベーターを上がった4階がフロント。広々としたロビーで受付を済ませ、館内着とタオルを受け取ったら、さっそく温泉へ。女湯は5階、男湯は3階だ。
脱衣所も広く、清潔で落ち着いた雰囲気。パウダールームには無料で使える化粧水・乳液などが一通り揃っているので安心。シェーバーやブラシもある。
館内では館内着でウロウロしよう
浴室には
・大きめの温泉(源泉かけ流し)
・水風呂(源泉かけ流し)
・水風呂(普通の水)
・ジャグジー風のマッサージ風呂
・露天風呂(黒湯温泉)
と、5つの浴槽がある。
目玉はなんといっても源泉かけ流しの黒湯温泉!広い浴槽で、とろりとした黒湯温泉はかなり濃い目。湯上りには肌がサラサラになって驚いた。露天風呂も岩風呂風で、旅行気分が楽しめる。
源泉かけ流しの水風呂はかなり珍しく、この近辺では久が原の『COCOFUROますのゆ』にあるくらいだが、ここの水風呂は黒湯も濃い!!源泉かけ流しの水風呂としては一番濃いのではないだろうか。
全体的にお湯が熱すぎない(40℃くらい)ので、ゆっくりと入れる。熱い湯が苦手な人や子供にも安心だ。
ミストサウナは女湯限定。広々サウナが気持ちいい!
サウナは広めの乾式サウナと、小部屋になっているミストサウナ(女湯のみ)があった。サウナ派ではないのだが、せっかくなのでどちらも入ってみる。
ミストサウナは熱すぎず、サウナが苦手でも大丈夫。ミントのようなアロマの香りでとても癒される。喉にも良さそう。
銭湯と違ってサウナ室も広いし、常連さんのおしゃべりもないので、サウナに集中できそうだ。
館内での会計はリストバンドで。炭酸泉シャワーやマッサージチェアもピッとするだけ。
温泉→温泉水風呂→サウナ→温泉水風呂→温泉…とループを繰り返し、すっかり良い気分。さて、食後の腹ごしらえといきましょう。
併設のレストラン「和楽」では、お酒と食事も楽しめる
フロントがある4階に、レストラン「和楽」がある。椅子席と座敷があり、落ち着いた雰囲気。
まずはカンパイ!湯あがりのビールは問答無用に最強である。
ドリンクメニューはこんな感じ。それほど凝ったものはないが、外へ出れば酒場の街・蒲田なので不自由はないかも。
食事メニューはこちら。
一品おつまみから、しっかり食べれる定食まで幅広い品揃え。これ以外に、季節のメニューなどもあった。
イカ唐揚げ、牛スジ煮込み、厚焼き玉子を注文。
どれも一般的な居酒屋レベルに美味しい。
ビールを飲みほしたので、ハイボールとメンチカツを追加。
湯あがりに飲んで食べて満足して、まだ時間があったのでもう一度すこしだけお湯に浸かりに行くことに。(基本的に飲酒後のお風呂はおすすめしない。気をつけよう)
少し冷房で冷えてしまったので、温泉がじんわりと沁みた。
休憩ルームでのお泊りプランもあり
さて、『SPA&HOTEL 和』には、お泊り休憩プランもある。
脱衣所横に併設されているレストルームにはリクライニングチェアがあり、ここで夜を明かす休憩プランは4100円。
リクライニングチェア1台ごとにテレビも付いており、湯あがりをここで過ごす人も多い。
さらに7階には男女共用で入れる休憩ルームもあり、ここは完全指定席でお泊りプランDX(4600円)に使用できる。
終電を逃してしまったときや、軽く仮眠して朝出勤したい人など、マンガ喫茶よりハイレベルなお泊りができるのではないだろうか。なんと言っても温泉があるし、早起きすれば朝風呂もできる。
『SPA&HOTEL 和(なごみ)』でお風呂とごはんを食べてみたまとめ
行くまではちょっと高いな~と思っていたのだが、温泉の質もよく、館内が落ち着いていてとてもくつろいで過ごすことができた。銭湯の常連感とか、おしゃべりが苦手な人にもおすすめ。
入浴だけだとやっぱり少し割高なので、お泊りパックやランチパックなど、お得なプランを利用するのがおすすめだ。火曜日は岩盤浴がお得になるそうなので、また来てみたい。
(2019年9月訪問)